北朝鮮による拉致被害者の家族らが13日、高松市で被害者の早期帰国を訴えました。

けさ、高松市内の商店街では、政府に対し拉致被害者を一日も早く救出するよう求め、被害者の家族や高校生ら約50人が署名活動を行いました。午後には、政府や地方自治体などが共催し、全国各地で開かれている拉致問題を考える国民の集いに、拉致被害者・横田めぐみさんの弟で家族会の横田拓也事務局長が登壇しました。横田さんは、集まった約600人を前に全ての拉致被害者の即時一括帰国の実現を訴えました。政府は、拉致被害者17人のほかに、883人の特定失踪者を認めていて、その中には、香川県・岡山県の出身者4人が含まれています。