全国知事会は6月4日(木)ウェブ会議を開き、新型コロナウイルスの第2波に備え取りまとめる「コロナを乗り越える日本再生宣言」について議論し、岡山県の伊原木知事は社会経済の損失を防ぐ手だてを講じるよう訴えました。

会議には45都道府県の知事が参加。
この中で伊原木知事は新型コロナ感染拡大防止に対する初期対応について「もう少し早い段階から県を越えての移動制限をするべきだった」と述べ、今回の対応を検証する重要性を強調しました。
知事会では社会経済が戦後最大の危機に直面しているとの認識を示した上で、第2波に備え、国などと連携し検査や医療提供体制を早急に見直すことや、各自治体で経験した感染対策などの情報を収集分析し全国で共有するなどとした「コロナを乗り越える日本再生宣言」を取りまとめることを決めました。