番組審議会

第329回テレビせとうち放送番組審議会議事録

開催日時 平成30年6月26日(火)14:30~15:30
場所 岡山市北区柳町2-1-1 テレビせとうち株式会社 5階大会議室
出席委員 千葉喬三委員長
小原悦子副委員長
勝矢雅一
池田清一郎
小田 久美子
小松原竜司
深田武志
欠席委員 延原政行
局側出席者 土井社長
鈴木常務
大森取締役報道制作局長
佐々田編成局長
中尾編成局次長
遠藤編成部長
山野考査CM管理部副部長

議事の概要

『TSCnews5 』
(平成30年6月6日(水)17:16~17:40 放送)            

上記について審議、また事務局より視聴率および視聴者対応の報告を行った。

主な意見

■この番組を見たことがなくて、初めて見て、この1週間くらいずっと見ていたけれども、基本的な印象は、何かほんわかして見やすい番組だなという感じがあって、それで女性が2人キャスターとして並んでいるのが、非常に優しい感じだった。また後ろのほうにリポートみたいなのがあって、飽きずに最後まで見られるなという印象を受けた。

■リポートもの、特集ものでも、今、非常に岡山市内で問題になっています用水路問題というのを取上げて、これは一朝一夕に直ぐに直るようなものではない難しい問題だけれども、その辺のエッセンスをちょっとの時間で、対策を含めて、まとめていたなという印象を持った。いろいろと展開があって、すっと見易かったというのが全体的な印象。

■転落防止の対策の商品が紹介(転落防止カバーとか、LED照明など)されていたが、一般市民が購入するものであるものではなく、紹介されてもと思った。全体としては、とても佐竹さんが考えていて良かったかなと思った。

■転落防止カバーとか、ソーラー充電式LEDとか併せて紹介していたところは、やはりTSCならではの何かをビジネスに結び付けて、それに関わるこういう会社もあるのだよと、あるいはこういう作品も作られているのだよという点で他の民放各局との違いを出せる大事なひとつかなと思ったりして、それはまたとても良かったと思う。

■たいして何もなかったとき用にもう1本くらい何か経済的なものを、日経新聞らしさ、山陽新聞らしさ、そういう題材を用意していても良いんじゃないかと思う。

■男性・女性関係なく、ここの番組を見れば気持ちがスカッとするとか、はっきりとこういう問題点を追求してくれる私たちの味方だというようなそういう切り口があったほうが良いんじゃないかと思うが、そういう意味で、以前からこのニュースを取上げられている間に何か問題を追及していかれたらいかがですかというような意見を言ってきたので、今回の用水路問題の提起はそういう点にかなり近づいているので良かったなと思う。

■30分の中身を時間を埋めないといけないという、それを埋める時に現実にあったことの紹介で埋めようとするのではなくて、もしそれに値するものがないとか、価値が低いと思ったら、思い切って経済効果など普通の人が思うことを解説を入れて流す、そのコーナーも場合によっては挟んでいって良いんじゃないかと、起ったことを並べるだけではなくて、局側の持っている視聴者への姿勢の一つとして、あまり説教調となってはいけないけれども、このような形も考えたほうが良いと思う。全体的にはこなれてきた感じと思う。










以上