番組審議会

第332回テレビせとうち放送番組審議会議事録

開催日時 平成30年10月16日(火)14:30~15:40
場所 岡山市北区柳町2-1-1 テレビせとうち5階大会議室
出席委員 千葉喬三委員長
小原悦子副委員長
池田清一郎
小田 久美子
小松原竜司
深田武志
東岡孝和
欠席委員 勝矢雅一


局側出席者 土井社長
鈴木常務
大森取締役報道制作局長
佐々田編成局長
中尾編成局次長
遠藤編成部長
山野考査CM管理部副部長
湯浅編成部員

議事の概要

『きびだんごあげるんで、仲間に入れてくれませんか?』

(平成30年9月15日(土)19:59~20:54 放送)            

上記について審議、また事務局より視聴率および視聴者対応の報告を行った。

主な意見

■ネットの評価は低いけれども穴場のお店ということで大変興味を惹く内容だと思うが、紹介される数が多過ぎた。

■前半のお店の話は、面白い、岡山のお店の懐の深さがよく出ていて、それだけでも面白かったし、後半の素麺の話も、薀蓄とか、出てきた人の人生観とかがよく出てて、これも良く出来ているなと思った。

■全体的には、面白かったけれども、どうしても最初の印象が強いというのか、食べ物の印象が強くて、その他にも、また素麺ということで、食べ物ばっかりになってしまった感があるので、多少ちょっと例えば、雑貨がありますよとか、こんな見どころがありますよとか、食べ物以外の岡山の紹介としてあっても良いのかなとも思った。

■グルメとか、美食の紹介ということで、本当に隠れた名店というところなら、知られてはないけれども、馴染  みのお客さんみたいな方がおられたりして、楽しまれているところに、フードファイターが入っていったり、早く食べたり、たくさん食べたり、をしながらの紹介は、ちょっと失礼なのかなという気がしたりもした。

■仰々しく経済として取上げる番組も必要かも知れないが、日常の中にこうやってビジネスのヒントがあるとか、ビジネスって、こうやっても伸びていく継続出来るというようなお話として私たちに提案してくれるという意味では、やはりテレビせとうちが担当する役割として、大変ふさわしいものだったと思う。

■まず全体として、ボリュームが多過ぎるので消化不良になるという、そういう消化不良になったところで、あれだけのものを見せられたら、余計、食傷気味になるということになる。山里における素麺作りの話を番組を中心にして作れば良かったのに、どうも一番良いのと、一番悪いのがセットであるということに不思議さを感じたけれども、是非とも少なくとも前半のあのような使い古した馬鹿食いをすると、何もメッセージの無いことしか出てこない、馬鹿食いがメッセージというのは止めておいた方が良い。可能性はあるのだけど、ちょっとあまりにも構成が悪過ぎるという番組の見本のような良い物と悪い物の見本のような番組を見せられたので面白かった。その辺、ちょっと考え直していただきたいと思う。










以上