番組審議会

第348回テレビせとうち放送番組審議会報告

開催日時 令和2年5月
場所 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため対面会議は行わず、文書での報告とレポート共有による代替開催を行ないました。
出席委員 千葉喬三委員長
小原悦子副委員長
小松原竜司
深田武志
東岡孝和
久保将俊
生本尚久
片平朋世

議事の概要

番組タイトル: 地域の情報をスパッと。暮らしにスパイスを。
『ななスパ///』
放送日時 : 2020年 4月 2日(木)17:00~17:25放送


上記について審議、また事務局より視聴率および視聴者対応の報告を行った。

主な意見

■全体的に、和やかで落ち着いた進行で、大変見やすかった。
25分という短い時間に、流れていく情報だけでなく、心にとまるような情報を入れるのは本当に大変だと思う。また、現地での取材が大変な時だが、今後も地元の声をしっかりひろって届けていただきたいと思った。

■ 日々発生するニュースだけでなく、岡山を見つめ直すという意味においてもこのような情報番組は貴重な役割を果たすのではないかと思った。
また「きょうのピリリ」というコーナーでは岡山の掘り起こしが十分ではない場所や施設を積極的に仕掛け、県内はもとより県外の方にもどんどん発信すれば良いのではないかと思った。

■ニュース内容が全て岡山よりであったが、香川のニュースも入れるなどの配慮はできなかったのか?

■コロナウイルス感染に不安を抱いている状況下においては、特に情報発信は重要で、何をどのように伝えるかという面において、方向性・考え方の認識を共有しておく必要がある。
後になったから考えられることかもしれないが、公共機関や他の放送と重複してもこの時期に皆へ知らせるべき感染防止や教宣すべき何かがもっとあったのではないかとも思う。

■毎日のニュース番組の一日分なので、いつも見せてもらう番組に比べるとそれほど強い印象はなく、気楽に見ることが出来た。全体の印象は5点満点の3.5くらいで、悪くなかった。

■毎回見ているわけではないが、ストレートニュースの量が、やや物足りない感じがする。時節柄、新型コロナウイルス以外の話題は少ないとはいえ、岡山、香川では今後、日常生活が正常化していくのに伴い、コロナ以外のさまざまな動きが出てくるだろう。十分な人手(スタッフ)が確保できないなどの課題があるのかもしれないが、地域経済などTSCが強みとする視点でニュースを丹念に掘り起こしてほしい。

■初めてこの番組を観た。以前からこの番組があることは知っていたが、タイトルを見ただけではこのような内容と想像がつかず、てっきりスポーツに関する番組だと思っていた。「///」に意味があるのだろうが、意味が分からない。

■番組を一通り視聴して感じたのは、「今回はコレ」という核心部分が精彩を欠いていることである。そのため、全体がなんとなく始まりなんとなく終わるという平板な印象を与えた。折角、いいネタを扱っているのにそれを活かし切っていない。
以上