番組審議会

第351回テレビせとうち放送番組審議会議事録

開催日時 令和2年9月28日(月)14:30~15:30
場所 岡山市北区柳町2-1-1 テレビせとうち5階大会議室
出席委員 千葉喬三委員長
小原悦子副委員長
小松原竜司
深田武志
久保将俊
生本尚久
遠部日出夫
欠席委員 片平朋世(レポート提出)
局側出席者 土井社長
鈴木常務
大森取締役営業局長
定本取締役編成局長
天野報道制作局長
遠藤編成局次長
山野編成CM部副部長
三浦プロデューサー
事務局 中尾

議事の概要

番組タイトル:『高松歴史探訪 高松城へ向かう道 讃岐五街道~仏生山街道(一) 』 

放送日時 : 2020年 8月 2日(日)13時30分~13時45分 放送について


上記について審議、また事務局より視聴率および視聴者対応の報告を行った。

主な意見

■街道の紹介ということで、高松城に至る道筋をイラストで示したり、古地図を使ったりしながら、今どの辺りにいるのかについて
非常に分かりやすく伝えていたと思う。また、この手のものは、例えばホームページで後々見られるようにアーカイブ的すれば、より記録として残るということになるのかなと思った。

■長さも15分くらいでちょうど良くて、題材に比したベースの温度感もあっさりした感じで良かったので、心地よく見られたと思う。番組の好感度は、出て来る人の感じの良さみたいなもので決まることがあると思うが、高松市の資料館の人も結構良い感じの人で、番組全体が良くなっていたように思った。またナレーションも落ち着いていて良かったと思う。

■最初に高松のお城のところの景観・地図から入って、それから仏生山までの持って行き方のドローンの映像が、立体感があって、雰囲気を見るのにすごい良い使い方、映像もきれいだと思うし、非常に良かったと思う。希望的に残りの五街道も、出来ればシリーズで
やっていただければおもしろいと思う。

■最初のナレーションで、高松城を中心に5つの街道が広がっていたということは分かったけれども、それぞれの街道の特徴を、まず簡単に解説することで、仏性山街道の役割であるとか、位置づけというのがより分かりやすくなったのではないかなというふうに感じた。特に印象に残ったのが、高松市の歴史資料博物館の波多野さんの非常に分かりやすい説明だった。

■コロナの影響で観光産業に大きなダメージが出ている昨今だが、こうした番組を少しでも多くの若者に、歴史に興味を持たせ、旅行に行きたいと思うような感情を抱かせることが出来れば、地域振興を含め、心の豊かな人間が増えていくのではないかなとそういうふうに思った。

■歴史とか苦手だが、古い地図が出て来たり、上水道の地図が出て来たり、興味や関心がない私ですら惹き込まれるような番組の作りで、またうるさくもないし、ちゃんと大切な会話を二人がされていましたし、特に波多野さんの話し方とか、雰囲気が大変穏やかで、とても感じが良かったなと思った。
また全体的に教養があった上に品が良くて、こういう番組を毎週見て見たいなというぐらいの気持ちにさせてくれた。

■商店街を歩いている場面から、栗林公園に画面が切り替わると、土地勘がないと戸惑うかもしれない。歩いている時に、今どのあたりを歩いているか画面上に地図を入れておいていただきたかった。高松市の今どのあたりか、商店街の全貌はどうなっているのか、五街道はどこで、今歩いている仏生山街道はどこか、さまざまな位置関係がわかりづらい。所々で昔の地図は入るが、手元に置き、確認しながら見てみたかった。

■番組は非常に良く出来ている、総合的に非常に良く出来ていると感想を持った。
また15分が適切な放送時間であり、もちろん長すぎたら駄目で、全体的に締まった番組になったのは、その辺にひとつ原因が、要因があると思う。
何よりもやっぱりこの番組良かったのは、解説が必要にして十分と言うか、くどくならず、かつ省かれもしていないし、解説が一本通っていたというのが、この番組の良くしたところだろうか。











以上