第352回テレビせとうち放送番組審議会議事録
開催日時 | 令和2年10月29日(木)14:30~15:30 |
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場所 | 岡山市北区柳町2-1-1 テレビせとうち5階大会議室 |
出席委員 | 千葉喬三委員長 小松原竜司 深田武志 久保将俊 生本尚久 片平朋世 遠部日出夫 |
欠席委員 | 小原悦子副委員長 |
局側出席者 | 土井社長 鈴木常務 大森取締役営業局長 定本取締役編成局長 天野報道制作局長 遠藤編成局次長 池内プロデューサー 山野編成CM部副部長 事務局 中尾 |
議事の概要
番組タイトル:TSCテレビせとうち発 テレビ東京系列全国ネット特別番組
『中川家・秋元真夏・丸山桂里奈の
「#新しい日常」について聞かせてもらってイイですか? 』
放送日時 : 2020年 9月19日(土)16時00分~17時15分 放送について
『中川家・秋元真夏・丸山桂里奈の
「#新しい日常」について聞かせてもらってイイですか? 』
放送日時 : 2020年 9月19日(土)16時00分~17時15分 放送について
上記について審議、また事務局より視聴率および視聴者対応の報告を行った。
主な意見
■番組の制作意図が単に新生活をおもしろおかしく空想するだけだったのか、新生活を有効に使っている人と、そうでない人を視聴者に見せて、自分の生活を顧みるきっかけにするためだったのか分からないが、その辺のことを聞かせていただきたい。
■いかに楽しく新しい日常について過ごしているかということの番組だったけれども、楽しくという点で、やや不快に感じる場面がいくつかあった。制限が多い生活の中で、やはりテレビを楽しみに視聴される人も多いと思うので、その笑いという面で、やはり見た後に気持ちの良いものであるとありがたいなと感じた。
■ゲストがタレントだけであったということで、意見にまとまりが無くて、インタビューを受けられている方を冷やかしているだけのようにも感じた面もあった。
エンディングにおいても、ゲストのコメントだけでは上手く締めることが出来ず、インタビューを受けられる方のコメントで締められていたというところで、現状を冷静に分析出来る方を一人でもお呼びしてバラエティといえども良識あるコメントで締めていただく方が良かったのではないかというふうに感じた。
■折角あれだけの時間を使ってやるのだったら、もう少し良いところと悪いところを交互に打ち出して、やっぱりそれについて考えさせられるという、そういうテーマを扱っていただきたかったし、皆それはそうだね、良いところだね、やっぱりここはちょっと不便だね、そういうふうに視聴者が見ながら、視聴者の方がうーんと考えるような、そういった作りにしていただければ良かったのかなと。
ただ何か表面だけ取り上げて、こういうのは良いよねくらいで、ずっと流れていったかなという感じがした。
■今の世、コロナで人と意思を疎通させたり、人の気持ちを聞いたりという機会が減っている中で、市中で生活している人の声を上手に数多く、多彩に拾って、そのことで人間のけなげさとか、おもしろさとか、温もりみたいなのを感じさせてくれる番組ではなかったのかなと思った。
■取材を受けた人それぞれに新しい発見があったり、やっと今まで出来なかったことに挑戦したりとかいうもので、本当にいろんな多様なことをしているな、いろんな人を取り上げているなというのが印象深かった。
それだけコロナというものがもたらした影響が、それだけ大きいのかなというのが多方面に広がっているのかなというのは感じた。
そういった意味では、いわば肩ひじを張らずに見られたという番組だった。
■番組が長かった。
またコロナは、いろいろな局で、いろんな切り口で取り上げているので、あの時間で番組作ることは相当大変だったんじゃないかと思った。コロナを取り上げるのに、取り上げ方ははいっぱいあるけれども、まともに取り上げると、すごくシビアなことになってしまって暗くなるので、バラエティの形で、それに触れないような形で取り上げるのはひとつの提案だと思う。
■いかに楽しく新しい日常について過ごしているかということの番組だったけれども、楽しくという点で、やや不快に感じる場面がいくつかあった。制限が多い生活の中で、やはりテレビを楽しみに視聴される人も多いと思うので、その笑いという面で、やはり見た後に気持ちの良いものであるとありがたいなと感じた。
■ゲストがタレントだけであったということで、意見にまとまりが無くて、インタビューを受けられている方を冷やかしているだけのようにも感じた面もあった。
エンディングにおいても、ゲストのコメントだけでは上手く締めることが出来ず、インタビューを受けられる方のコメントで締められていたというところで、現状を冷静に分析出来る方を一人でもお呼びしてバラエティといえども良識あるコメントで締めていただく方が良かったのではないかというふうに感じた。
■折角あれだけの時間を使ってやるのだったら、もう少し良いところと悪いところを交互に打ち出して、やっぱりそれについて考えさせられるという、そういうテーマを扱っていただきたかったし、皆それはそうだね、良いところだね、やっぱりここはちょっと不便だね、そういうふうに視聴者が見ながら、視聴者の方がうーんと考えるような、そういった作りにしていただければ良かったのかなと。
ただ何か表面だけ取り上げて、こういうのは良いよねくらいで、ずっと流れていったかなという感じがした。
■今の世、コロナで人と意思を疎通させたり、人の気持ちを聞いたりという機会が減っている中で、市中で生活している人の声を上手に数多く、多彩に拾って、そのことで人間のけなげさとか、おもしろさとか、温もりみたいなのを感じさせてくれる番組ではなかったのかなと思った。
■取材を受けた人それぞれに新しい発見があったり、やっと今まで出来なかったことに挑戦したりとかいうもので、本当にいろんな多様なことをしているな、いろんな人を取り上げているなというのが印象深かった。
それだけコロナというものがもたらした影響が、それだけ大きいのかなというのが多方面に広がっているのかなというのは感じた。
そういった意味では、いわば肩ひじを張らずに見られたという番組だった。
■番組が長かった。
またコロナは、いろいろな局で、いろんな切り口で取り上げているので、あの時間で番組作ることは相当大変だったんじゃないかと思った。コロナを取り上げるのに、取り上げ方ははいっぱいあるけれども、まともに取り上げると、すごくシビアなことになってしまって暗くなるので、バラエティの形で、それに触れないような形で取り上げるのはひとつの提案だと思う。
以上