番組審議会

第364回テレビせとうち放送番組審議会議事録

開催日時 令和4年1月25日(月)14:30~15:30
場所 新型コロナウイルス感染症蔓延状況によりZoomによるオンライン形式で開催
出席委員 千葉喬三委員長
小原悦子副委員長
久保将俊
遠部日出夫
岩﨑充弘
竹内雅人
欠席委員 生本尚久(レポート提出)
片平朋世(レポート提出)
局側出席者 土井社長
大森常務取締役営業局長
大本取締役報道制作局長
竹内執行役員編成局長
遠藤編成局次長
有信プロデューサー
事務局 中尾

議事の概要

『 プライドせとうち経済のチカラ 2021年末スペシャル』
「高校生ビジネス実践記 私たちのススム道」
放送日時:
2021年12月29日(水)16:55~17:55放送

上記について審議、また事務局より視聴率および視聴者対応の報告を行った。

主な意見

■今回の年末スペシャルは岡山南高校の商業クラブメンバーの熱意とスキルの高さ、考え方の柔軟性、 ポテンシャルの高さを 強く引き出せた素晴らしい番組に仕上がっていると思った。

■番組全体に、マスク姿ではあっても笑顔の高校生たちの写真や映像が多く使われていたことも好感が持てた。経済番組としてはもちろんだが、教育のあり方を考えるものにもなっていた。
特に、熱田先生の関わり方や教育観等が、所々に入っているインタビューから伝わってきたし、先生の生徒を信頼している姿が、うまく引き出せていたと思う。

■最初の部分で、かなりヒットした商品があったと紹介されたが、過去の活動においては売り上げを伸ばした企業、この高校とペアになったような企業が売り上げを伸ばすというような、事業に効果があったというふうに受け止めているようなイメージもあるので、その辺りもあった方が経済番組としては良かったのかなというふうに思った。

■一つの取材先を丁寧に時間をかけて追うことで可能になる大変好企画だと思って受け止めた。
経済番組という枠の中ではあるが、どちらかと言えば、生徒たちの教育的な面が強く出たドキュメンタリーかなと思って見た。

■前向きに苦境を乗り越えようとするドキュメンタリータッチの放送は見ている企業側の視聴者からしても非常に頼もしく、同じく学生側の視聴者も勇気と希望を与えてもらえる内容になっており、非常に良かったと思った。

■番組の内容のみならず、この主役である高校生たちの発想力と行動力に感心した。
本当に目から鱗、本当に気付きの多い報道であったと思う。

■全体的に興味が湧く、そして、これからの若者の活力に期待出来るというような希望をもらえて、この年末のくくり、新しい年を迎える直前というところで、とても良い番組をタイムリーに私たちに提供してくれたという感想を持った。

■経済番組ということになっているが、これは教育番組だなと思って見ていた。
もっと言えば、教育と経済を全然違う形で結び付けてプレゼンしたなと見ていた。
以上