番組審議会

第365回テレビせとうち放送番組審議会議事録

開催日時 令和4年2月28日(月)14:30~15:30
場所 新型コロナウイルス感染症蔓延状況によりZoomによるオンライン形式で開催
出席委員 千葉喬三委員長
小原悦子副委員長
久保将俊
生本尚久
片平朋世
遠部日出夫
岩﨑充弘
竹内雅人
局側出席者 土井社長
大森常務取締役営業局長
大本取締役報道制作局長
竹内執行役員編成局長
遠藤編成局次長
我澤プロデューサー
事務局 中尾

議事の概要

『 カクシン~コロナ禍に立ち向かう!中小企業の新たなチャレンジ~』
放送日時:
2022年 1月30日(日)13:30~14:00放送

上記について審議、また事務局より視聴率および視聴者対応の報告を行った。

主な意見

■岡山県の企画ということに表示があったので、どこまで放送番組としてオリジナリティのある内容を表現できるかということが、ちょっと気になったけれども、そういう意味でグランプリに選ばれたtettaという会社を、もう少し時間をかけて解説しても良かったのではないか。

■それぞれの大変ユニークな、関心を持てる取り組みだったたが、それぞれが直接どういった具体的な課題に当たって、どういうところから発想が出て来られたのかというところが全く触れられていないわけではないが、もう少し具体的に触れることにより、その壁を乗り越えていくまでの過程というのがより実感をもって感じられたかなという気がした。

■コロナ禍で必要に迫られた新たな取り組みに着手、チャレンジする企業もある中、番組で紹介された3社はごく一部の成功事例であり、今後3社に続き多くの中小企業がさまざまなことにチャレンジすることにより地域の活性化が図られることを期待したくなるような番組だった。

■一般の視聴者の目線の感想にもなるかと思うが、グランプリそれから優秀賞の差にちて、なぜtettaがグランプリで、他の2社は優秀賞かというあたりが分かりにくいのではないかなというふうに感じた。

■TSCの看板番組の「プライド」が、地場の中小企業を応援する趣旨の経済番組であるため、内容が少し重なったように感じた。もう少し差別化があったら良かったのではないかと思った。

■番組内でも言っていたけれども、大きな設備投資をやったりとか、そういったことをやるのだけがDX化ではないよということを本当に教えてくれた内容で良かったと思うし、これはぜひ本当はもっと掘り下げていただきたかった。

■もう少し具体的に、特にTSCでしか出来ない経済に特化した、この受賞された企業を数値化する、それだけで大きく他の番組や、他の放送局と差別化することも出来ると思うので、抽象的に見えるもの、それから具体的ではないものを数値に置き換えるという形に一工夫すると、さらに分かりやすく、より良い番組になったと思う。

■中小企業は、経営者の経営理念がそのまま反映されることになるが、中小企業ならではのアイデアとか、やり方とか何かを広く放送を通じて出して、岡山県のいろんな苦労されている、何か探ろうとされている中小企業にメッセージを、こんなことをやっているところもあるよと、そういうメッセージ性をもたせるというのも、こういう番組の大きな使命かなと思って見ていた。

以上