番組審議会

第369回テレビせとうち放送番組審議会議事録

開催日時 令和4年6月29日(水)14:30~15:40
場所 岡山市北区柳町2-1-1 テレビせとうち5階大会議室
出席委員 千葉喬三委員長
久保将俊
生本尚久
片平朋世
竹内雅人
長田憲司
中瀬実(オブザーバー)

欠席委員 小原悦子副委員長
遠部日出夫
局側出席者 土井社長
大森常務取締役
大本取締役報道制作局長
竹内執行役員編成局長
原編成局次長
報道制作局 有信
事務局 中尾

議事の概要

プライド せとうち経済のチカラ スペシャル
「豊かな瀬戸内海を未来へ 海ごみゼロに挑む人々」
放送日時:
2022年3月27日(日)昼12時00分~12時30分について

上記について審議、また事務局より視聴率および視聴者対応の報告を行った。

主な意見

■海底ゴミは人の生命にじわじわと影響を及ぼす大きな問題ということで、今回、良いテーマを取り上げられたと思う。
また番組の構成は見ている人の「なぜ」に答えていて良かった。

■気候変動や自然破壊といった様々な諸問題が浮彫になってきた昨今、身近な瀬戸内の海のごみ問題にスポットを絞り、視聴者に問題提起と改善活動を教えてくれたよい番組であったと思う。
特に、個人で21 年間も活動を続けている浅口市の漁師さんには頭が下がる思いだ。

■基本的に非常に良かったと思う。

■30分でいろんな話が 混在しているので、かなり見応えがあると同時に、それぞれのパーツの深掘りにすると 、また別な意味で広がりのある話になったかなと感じたので、 もっと見応えがあると同時にもったいないなという総合的な二面性のある評価になってしまったという印象を持った。

■ごみ問題は視聴者に身近な問題だけれども何かちょっとひとごと のように感じてしまう 、けれどもしっかりと考えていかなければならない。問題を取り上げて、いろんな面から掘り下げていかれたのではないかなと思う。

■我々人間が生み出した多くの生活課題というの は誰かがやってくれるでは帰結しないと、市民・自治体・企業が一体となって 持続可能な社会を作っていかなければならないと思う。
自分さえよければ良いという考え方は止めて、 周囲のために、社会のために、何が出来るかを真剣に考える動機付けになったと 、非常に良い番組だったと 思う。

■やはりこういうのは一回だけでは終わるものではなくて、啓蒙的にやらないといけないと思うので 、さらに皆さんに見てもらって、興味を持っていただけそうになったところをもう少し深掘りして、継続して、あの活動が いまこうなりましたよと時系列的に追っていくような番組がもし作れれば 、もうひとつ続いていくんじゃないかというふうに思った。

■役所もやらない、 あの漁師さんのような個人の良心だけでや ってるわけにはいかないので、それを啓発していくのはメディアの仕事ので、またちょっと考えてこの問題に取り組んで考えて番組を作って欲しいなと欲しいなと思う。
以上