番組審議会

第371回テレビせとうち放送番組審議会議事録

開催日時 令和4年9月27日(火)14:30~15:40
場所 岡山市北区柳町2-1-1 テレビせとうち5階大会議室
出席委員 千葉喬三委員長
小原悦子副委員長
久保将俊
生本尚久
長田憲司
中瀬実
欠席委員 片平朋世(レポート提出)
竹内雅人(レポート提出)
局側出席者 土井社長
大森常務取締役
大本取締役報道制作局長
竹内執行役員編成局長
原編成局次長
事務局 中尾

議事の概要

番組タイトル:
「ローカルビジネスサテライト(LBS)」TSC制作分
    2月18日 都心に木造高層ビル(岡山・真庭)
    5月 6日 「城泊」で究極体験(愛媛・大洲)
    7月 1日 バナナからジーンズ(岡山・倉敷)
    9月 2日 造船技術からキャンプブランド(香川・丸亀)                  
                     (※以上4本をテーマ)
                               について

上記について審議、また事務局より視聴率および視聴者対応の報告を行った。

主な意見

■2月~9月分を視聴したが、並べてみるとその話題の多彩さから、徹底的に“ローカル”に特化したビジネスニュースとして作っている意図が伝わってきた。
「記者の目」のところが、仕方ないのかもしれないが棒読みに聞こえてしまうものもあり、取材された熱量が伝わりにくく、残念に感じた。

■個人的には、最後の方で日本経済新聞の記者さんが、プロジェクトのポイントを簡単に分かりやすく解説されている点が良かったんじゃないかなと思う。

■このようなコンテンツ、テレビ番組とネットを共存させるような番組展開というか、取り組みにも期待したいというふうに思う。

■日頃から感じていたが、全国放送で放送されている企業は殆ど首都圏の企業であり、関西とか、中京エリアですらそんなに流れていない、ましてやローカルの企業というのは殆ど流れていない。
といってもローカル企業に良い企業はたくさんあるので、もっと紹介していけたら良いのにと常日頃から感じていたので、この企画自体、非常に良い内容だなというふうに感じた。

■全体を通して、非常に地元企業が元気になる、非常に刺激になる番組だというふうに思った。
更なる地域経済活性化につなげることが出来るんじゃないかなあと、そういう意義のある番組ではないかというふうに思ったので、継続して頑張っていただきたいなあと思った。

■中味については、いろいろ喋っていることは本当に意義があることで良かったけれども、やはり見せ方として、ただ出て喋っているだけではなくて、なんかこうもう少し工夫があれば良かった。
いろいろ登場の仕方であるとか、なにかこうテロップを入れるとか、なにかちょっと工夫があれば良いのかなというふうに思った。

■地元の話題とか、製品とか、サービスなどを取り上げている点が、まず良かったと思う。
またビジネス展開を実際に実行されている様子をいろんな面から取材していて、見ていて短い時間だけれども、すごく分かりやすかったし、すごく参考になったという感想を持った。

■ひとつひとつのテーマも、いかにもローカルで、おもしろいテーマで、全体としてまとまっていて良かったなと思った。
こういうやり方もあるんだなというのを改めて発見した。
ひとつひとつをもう少し伸ばしてやれば、ワールドビジネスサテライトの素材にもなると思う。
以上