番組審議会

第379回テレビせとうち放送番組審議会議事録

開催日時 2023年6月29日(木)14:25~15:35
場所 岡山市北区柳町2-1-1 テレビせとうち5階大会議室     
出席委員 千葉喬三委員長
小原悦子副委員長
久保将俊
生本尚久
竹内雅人
長田憲司
中瀬実
欠席委員 椙原彰子(レポート提出)
局側出席者 土井代表取締役社長
鈴木取締役副社長
大本取締役報道制作局長
原編成技術局専任局長
事務局 中尾

議事の概要

(1)番組審議(合評)  
番組タイトル:
  「プライド~せとうち経済のチカラ」
         リニューアル企画「4月は暮らしに密着! 流通3連発」
放送日:
①きむら(高松市) 4月16日(日)
②エブリイ(本社・福山市) 4月23日(日)
③ハローズ(本部・岡山県早島町) 4月30日(日)  
(放送時間①~③共通:12:00~12:30)

                               について

(2)視聴率および視聴者対応についての報告

(3)その他

上記について審議、また事務局より視聴率および視聴者対応の報告を行った。

主な意見

■3回とも各社のコンセプトが分かりやすく表現されていたため、理解しやすかった。

■今回プライドが取り上げた流通業界は、仕事で関係することも非常に多くて、非常に興味深く、拝見させていただいた。
3社とも近年、業績を大きく向上させている会社だが、全くコンセプトが違っていて、その辺を、番組を通じて理解することが出来た。

■今回、流通3社に焦点を当てたという着眼が非常に面白かったなと思った。
地元の人なら、誰もが知っていて、それぞれ違う店作りをしているというのは、薄々は気付いているとは思うけれども、それが非常に腹に落ちるように解説されていて、しかもそれが皆さんこだわりを持ってやられているということがよく分かった。

■中四国で今回、個性的な店作りを取り組む食品スーパー3社を取り上げたということだが、スーパーは、毎日利用する方も多いということで、ある意味1億総評論家的な企業ということもあり、取材で取り上げるというのは、ある意味難しいターゲットであるものだから、プライドのテーマ、思想のテーマとして非常に良かったのではないかなというふうに思う。

■不易流行ではないが、両面で企業経営のあり方というのを説明してもらえば、地域経済の活性化にもつながるのではないのかなというふうにも感じた。

■いわゆる経済の視点をさらに突っ込むと、もうひとつ番組として、テレビせとうちらしいという番組になったんじゃないかなと思う。
また3社を経済的視点から比較し、経済指標を示すことにより、また面白くなったのではないかと覆う。

■ターゲット的に、どちらかというと、ビジネスマン対象ではないような気がするので、この番組の作りとして、あまり逆に数字を尖らせてなかった点が、この番組の構成を作るという意味では、良かったと思う。

■取材で行くんのであれば、ひとつか、ふたつテーマを設定するとして、事前にデータを調べておいて、突っ込むことをやらないと、一方的に相手側が言うことだけを流すことになり、安全ではあるけれども、視聴者から見た時に、飽き足らなさが出て来ることになる。
だから、全体としては失敗してない合格点の番組になっているんけれども、そのあたりに配慮すべきと思う。
以上