番組審議会

第382回テレビせとうち放送番組審議会議事録

開催日時 2023年10月24日(火)14:25~15:45
場所 岡山県岡山市北区柳町2-1-1 テレビせとうち   
出席委員 千葉喬三委員長
小原悦子副委員長
久保将俊
生本尚久
竹内雅人
長田憲司
中瀬実
椙原彰子
局側出席者 鈴木取締役副社長
大本取締役報道制作局長
原編成技術局専任局長
事務局 中尾

議事の概要

(1)番組審議(合評)  
番組タイトル:
  「峰竜太親子の新しい岡山発見さんぽ ハレノワ誕生!進化する表町篇」  
放送日:
2023年9月30日(土)19:54~20:54
                               について

(2)視聴率調査・視聴者対応についての報告

(3)放送番組の種別と放送時間量及びCM放送時間についての報告

(4)弊社番組基準の変更(改正)についての諮問

(5)その他

上記について審議、また事務局より視聴率および視聴者対応の報告を行った。

主な意見

■全体的に、商店街の多様性と地域に根ざした活動というのをすごくされているようなお店もあって、身近な商店街だけれども、再発見につながって、とても良い番組だったなと思った。

■残念な点として、散歩というテーマなので、ナレーションはもう少しゆるめでも良いかなという感じがした、あと店名の紹介があったが見逃してしまうことがあったので、紹介中は画面の端の方にちょっと店名を表示していただけるとありがたい、また“ハレノワ”の公演とか、イベントの予定の紹介があれば良かった。

■全体として非常に丁寧に情報を拾い上げられていて、事前の取材を相当されたのではないかなということを感じた。 “ハレノワ”が出来て変わっていくのは、本当はこれからだと思うけれども、また1年後、2年後にこういった企画をされたら面白いのではないかなということを感じた。

■お店の紹介は新旧バランスが取れていたなと思う。また“ハレノワ”ありきという番組でもあるので、もう少し香川県民からすると、“ハレノワ”はCMでも色々流れていることもあるので、どんなところなのか、もう少し詳しく、建設途中の映像なんかもあるかと思いうので、どういった過程で作られているのか、音響効果、仕組みの工夫とか、新しい設備も入っているのかなとちょっと思ったので、1時間近い番組なので、あえて紹介しても良かったのではと思った。

■ハレノワ”誕生ということだったので、“ハレノワ”の紹介をもう少しして欲しかったなと、大劇場の紹介はあるけれども、中劇場とか、小劇場とか、あの辺りの用途というのはかなりあるのではないのかなと思いながら、その作りとか、構造とか、どういうふうになっているのかなということが知りたかったなと思った。
また“ハレノワ”全体の関心を持たれて見られている方もたくさんいらっしゃったのではないのかなと思う中で、飲食店の関係とか、
いろんな設備の関係とか、あの辺りをもう少し詳しく紹介していただいたら、本当に良かったなと思う。

■商店街の紹介としては、すごくバランスの取れたチョイスをやってるなと思った。ただ番組の中程で表町の歴史があり、宇喜多家が岡山城と城下町を作ったというところから入った。あれはやっぱり中盤の中ですごく良かったと思うが、もう少し突っ込んでやってくれたら、もっと良かった。その辺の紹介をもうちょっとやった方が厚みが、この表町の物語に厚みが出たのかなというふうに思った。

■テレビせとうちのアナウンサーのナレーションがあまりにも決まりきっているので面白くないが、こうやって違うナレーションの方を入れると、番組がコロっと変わってくるので、バリエーションが増えてとても良かったと思う。

■この番組は、誰に見せようとしたのか、視聴者の誰を想定したのか。岡山の市民だったら、岡山を知ってる人ならちょうど問題無いだろうし、県外の方に岡山を宣伝するんだったら何か中途半端だし、誰に見せようとして作ったのかなというのが一つ残った。やはり紹介していくだけのことなら時間は1時間なり、1時間半でも作れるので良いけれども、番組として流す限りは、もうちょっと何かひとつでいいから、その中で、例えば、新しい街ってどうなのかということを提案して、それを検証するとかすることが必要と思う。
以上