人間国宝から若手まで伝統工芸作家の新作が一堂に集まる「日本伝統工芸展」が、高松市の香川県立ミュージアムで開かれ、訪れた人たちが作品の技や美しさを堪能しています。1月16日まで。
「日本伝統工芸展」は、公募で出品された伝統工芸作家の入選作品を全国各地で巡回展示。高松での展覧会は今回、香川が誇る伝統工芸・漆芸の全入選作品78点をはじめ、陶芸や染織など合わせて200点が公開されています。
香川県在住の漆芸家で人間国宝の山下義人さんが今回手掛けた作品は、彫りを生かす蒟醤(きんま)の技法で高松城の松と石垣が表現されています。