香川県が収穫量で中四国1位を誇るアスパラガス。県のオリジナル品種「さぬきのめざめ」の収穫が綾川町などで本格化しています。
17棟のハウスを設け「さぬきのめざめ」を育てるJA香川県綾坂地区アスパラガス部会長の大野翔平さんの畑では、朝から収穫作業に追われています。長さなど生育状況を見極めながら、にょきにょきと伸びた若い茎を柄の長い園芸用のはさみで次々と切り取ります。
今年は生育が順調で、冬の気温が低かった昨年に比べて2週間ほど早く収穫が始まりました。
他の品種に比べ芽吹きが早いことから名付けられた「さぬきのめざめ」。根に蓄えられた栄養で冬を越え、じっくりと育ったこれからの時期のものが旬で、さわやかな甘みとみずみずしい食感を十分に楽しめます。
「さぬきのめざめ」の収穫は桜の咲くころにピークを迎え、10月ごろまで続きます。