南海トラフ地震に備え住宅の耐震化を推進しようと、香川県内の自治体が連携して取り組む「戸別訪問」が5月26日、始まりました。
この日は、香川県と宇多津町の職員が、1981年以前に建てられた町内の未耐震住宅を訪問。「住宅耐震化」実施の手順や、今年度から一部市町で拡充された改修工事の補助金制度などを説明して回りました。
昨年度から県と県内市町が合同で始めた事業で、今年度は津波による浸水想定区域などで1600軒以上を訪問する計画です。
2023年度の調査では、住宅耐震化率が全国平均を下回る香川県。県は今年度中に91%に引き上げることを目標にしています。