新型コロナウイルスの影響で電車の利用客が減る中、安心して乗車してもらおうと、JR西日本岡山支社は7月21日、在来線を走る全ての車両に新たな対策を施しました。

岡山市北区・JR西日本岡山支社の車両基地です。
車内では、作業員が天井に透明な液体を拭きかけていきます。
これは抗ウイルスや抗菌の作用が期待されるセルフィールと呼ばれる液体。
インフルエンザウイルスへの効果が確認されていて、3年から5年、持続すると想定されています。
手すりやつり革といったよく触れる部分を中心に、車内の隅々まで満遍なく吹きかけられました。
これは新型コロナウイルスの影響で電車の利用客が減る中、客に安心して乗車してもらうためのJR西日本の取り組みです。
岡山支社管内で対象となるのは在来線を走る約350車両。
全ての車両で作業が完了するのは12月末となる見込みです。