井原市は、美しい夜空の保全活動を進めているNPO法人国際ダークスカイ協会の「星空保護区」に、美星町地区を認定するため、取り組んでいます。6日、この取り組みに賛同する文書を岡山県の伊原木知事から受け取りました。
この賛同書は、国際ダークスカイ協会の星空保護区審査委員会に提出するもので、伊原木知事から大舌勲市長に手渡されました。井原市では1989年に合併前の旧美星町が、日本で初めてひかりの害を防止する条例を制定し、美しい星空が望める街を
PRしていましたが、存在感が薄れてきたことから「星空保護区」認定で知名度アップを図ろうというものです。
大舌市長は、防犯灯の光が上空に漏れないよう取り組んでいることなどを説明したのに対して、伊原木知事は、「星空保護区」に認定されれば、観光にもプラスになるなどと述べました。
井原市では美星町地区の「星空保護区」への申請を年度内にする予定で、審査が通れば早ければ2021年夏にも認定される見通しです。認定されれば、アジア初の「星空保護区」となります。