雪のシーズンを前に、JR西日本岡山支社は30日、津山駅構内で線路に積もった雪を取り除くラッセル車の点検を行いました。

車庫から出てきたのは高さ約4メートル、幅約3メートル、重さが17.5トンある排雪モーターカー・通称「ラッセル車」です。30日はJR西日本津山保線管理室の職員14人が、車両前方にある雪を線路外に押し出すウイングや、線路内にたまった雪をかき出すクランジの動作確認などを行いました。このラッセル車は因美線の「美作加茂駅」から鳥取県の「智頭駅」までの区間で運行され、レールの上に雪が15センチ以上積もった際に出動するほか、大雪が予想される場合は、あらかじめ積雪が見込まれる場所に待機します。昨シーズンはトンネル内のつらら除去などで2度出動しました。岡山県内には、ラッセル車は津山市に1台、新見市に2台配備されています。