新型コロナウイルスの影響で需要が減っている岡山県産の和牛肉を使った料理が11日、小学校の給食で振る舞われ、子どもたちが舌鼓を打ちました。
和牛肉が給食に登場したのは、吉備中央町の吉川小学校です。メニューはすき焼きで、一人当たり40グラムの和牛肉が入っています。3、4年生のクラスでは児童7人が、栄養士の先生からすき焼きの名前の由来などの説明を受け、柔らかくジューシーな和牛肉ならではの味を堪能していました。県産の和牛肉は、主に外食店などで消費されていましたが、新型コロナの影響で需要が減っていました。このため、岡山県は消費拡大を図ろうと、2020年9月から国の事業を活用して、県内の小中学校などの給食に和牛肉を使った料理を取り入れています。