新型コロナウイルスの感染者が20日に過去最多の111人を記録した岡山県。このままでは医療崩壊につながるとして、伊原木知事は21日、「医療非常事態宣言」を発令しました。

岡山県では12月に入り、20日までに483人の感染が確認されクラスターが12件発生。19日は60人、20日は過去最多の111人と感染者が急増しています。これに伴い県内の病床使用率は、政府の分科会が示す感染状況で、最も深刻なステージ4の50%に迫る勢いで47.7%となっています。このため、一人一人が最大の感染予防をしなければ拡大を食い止められないとして、感染防止対策が不十分な宴会や飲食、カラオケは止めること。事業所や店舗は再度感染予防対策を点検し、従業員や客の安全が守れない場合は休業するよう求めました。