岡山県の伊原木知事は22日、行政手続きのオンライン化などを推進するため「デジタル推進室」を2021年1月1日に設置することを明らかにしました。

デジタル推進室は室長以下4人で、2021年1月1日に総務学事課内に設置。行政手続きのオンライン化や押印の見直しなどを行います。業務内容としては、住民などからの申請手続きでオンライン化を進めるほか、県庁内での文書のやり取りなどをオンラインでできるよう、システム構築に向け部署間の調整を行います。また、今年8月の時点で、約3500あった押印を必要とする行政手続きについて、押印の義務付けを廃止するための業務などを行います。県では年内に81%押印を廃止しますが、2020年度中に93%。2021年度以降、印鑑証明書の添付が必要なものを除き98%廃止する計画です。