岡山県の伊原木知事は26日、新型コロナウイルスについて臨時会見を開き、県内の病床使用率は50パーセントを超え医療体制がひっ迫しているとの認識を示しました。

岡山県は医療機関から報告を受け、毎週水曜日に病床使用率を公表していますが、伊原木知事は25日までの報告を基に推測すると、病床使用率は50パーセントを超えたとみられると述べました。これまでで使用率が最も高かったのは、2020年12月16日時点の47・7パーセントです。使用率の上昇を受け、岡山県は県内2カ所目となる宿泊療養施設を県南部に確保できるよう調整を進めています。また、県民に対し4月26日から5月16日まで、夜間の不要不急の外出自粛など特措法に基づく協力要請を行っています。