新型コロナウイルスの感染が急増していることから、岡山県は２０２１年４月３０日、岡山市北区の繁華街の飲食店に対し、５月３日から１６日まで営業時間の短縮を要請すると発表しました。
飲食店への時短要請は、岡山市からの申し入れを受け決めたもので、４月３０日、岡山市と岡山県が共同で記者会見を開きました。

時短要請の対象となるのは、岡山市北区の岡山駅前、城下、新京橋西、大供の４つの交差点を結ぶおよそ１キロメートル四方内の飲食店およそ２５００店で、期間は５月３日から１６日です。営業時間を午前５時から午後８時まで。酒類の提供は午前１１時から午後７時までとするよう求めていて、要請に応じた店には協力金が支払われます。中小企業などには１日２万５０００円から７万５０００円、大企業には１日２０万円を上限に支払われます。
岡山県が飲食店への時短要請を求めるのは、新型コロナの感染拡大以来、初めてです。