新型コロナワクチンの高齢者向け接種が進められていますが、各地で課題となっているのが接種の担い手確保です。その対策として、香川県は香川大学医学部付属病院の研修医らを活用することになりました。

24日、香川県の浜田知事が明らかにしました。接種の担い手確保対策として、県が香川大学医学部付属病院に対して研修医らの派遣について呼び掛けたところ、協力の申し出を得られたということです。地域内で医師の数が少なく、要員確保が困難な市町に対して研修医らを派遣する予定で、人数や時期などについては今後調整を進めます。国が5月21日に発表した調査では、香川県内の17市町全てが高齢者向け接種を7月末に終了する見通しであると回答していますが、大半の自治体で担い手の確保が課題になっています。