急増するインターネットを悪用したサイバー犯罪を防ごうと、香川大学の学生が2021年11月11日、防犯ボランティア組織「SETOKU」を立ち上げました。
11日、高松市の香川大学幸町キャンパスで行われた結成式には、香川県警などサイバー犯罪に対処している関係者およそ20人が出席しました。
「SETOKU」は、香川大学で情報セキュリティーなどを専攻する学生35人で構成されています。今後、インターネットで起こるトラブルや犯罪について小学生らに注意を促す出前授業を行ったり、ツイッターなどSNS上での不適切な投稿を見つけ出して、運営会社や警察などに通報したりするなどの活動を計画しています。
結成式のあと、学生たちはサイバー犯罪の専門家から講習を受け、フィッシング詐欺の手口などについて学んでいました。