岡山県の伊原木知事は2021年11月18日、新型コロナウイルスの感染第6波に備え、医療現場の現状を確認するため、津山市の病院を視察しました。
視察したのは、津山市の中島病院です。この病院では、新型コロナ患者の病床を10床確保。2020年10月からこれまでに中等症などの患者を61人受け入れています。
伊原木知事は、受け入れ態勢の現状などについて院長らと意見を交わした後、発熱外来を視察しました。患者は車から降りずにPCR検査を受けることができますが、その際、検体を採る職員の感染リスクを減らすために、飛沫を防ぐ手づくりの透明の板を作ったなどと説明を受けていました。
また、室内の気圧を下げてウイルスを外に逃がす陰圧装置や、シャワー室などの設備も見て回りました。
新型コロナ患者を受け入れている病院を伊原木知事が視察するのは、2020年度の倉敷中央病院に続き2カ所目です。