岡山県倉敷市の美観地区に、衣食住を通じて地域のものづくりが体感できる複合商業施設「倉敷SOLA」が4月28日、オープンしました。
「倉敷SOLA」は、倉敷市の土地管理業者・三楽が整備。商業施設は空き家を改装し、延べ床面積はおよそ520平方メートル。井原デニムのストアや、地元食材を使った洋食レストランなど5店舗が入居しています。
民藝運動に関心のあった土地柄をアピールしようと、日本料理店では、食器に民芸品を使ったり、宿泊施設では手工芸品のショップや現代工芸作家の作品を展示したりするなど、衣食住を通じて民藝文化の息づく倉敷が体感できるつくりとなっています。
倉敷SOLA」には「みんげい広場」と名付けた広さおよそ450平方メートルの中庭もあり、イベントスペースとしても活用。市民や観光客の憩いの場として期待されています。