岡山県内を中心に7月から3カ月間にわたって繰り広げられる大型観光企画・岡山デスティネーションキャンペーンの概要が5月26日、発表されました。デスティネーションキャンペーンは、JRや地元の自治体、事業者が連携して誘客を図る大型観光企画で、岡山での開催はおよそ6年ぶり。期間は今年7月1日から9月30日まで。
26日、岡山市内で主催者が会見を開き、企画概要を発表しました。
豊かな自然や旬のフルーツなど「晴れの国岡山」の魅力を発信する今回の「いちおし」企画は、瀬戸内国際芸術祭夏会期に合わせて、芸術祭の舞台の一つ犬島や、日本のエーゲ海といわれる牛窓で開催されるマスキングテープを使ったアートイベントで、芸術祭との相乗効果を狙います。
また、大原美術館では開館前の朝に学芸員らが特別に館内を案内。モネの自宅から株分けされたスイレンの花を鑑賞したり、モネの「睡蓮」をはじめとする名画について説明が受けられます。近くのホテルではモネの食卓を再現した朝食も楽しめるモネづくしのツアーです。
このほか、JR津山線に観光列車を走らせ、津山駅から美作三湯までつなぐタクシープランなども用意されています。