連日厳しい暑さが続く中、炎天下の車内に放置されたまま亡くなる子どもの痛ましい事故を未然に防ごうと7月7日、赤磐市内で訓練が行われました。
訓練は、岡山県遊技業協同組合が実施。駐車場を巡回していた店舗の従業員が、車内に取り残された2歳くらいの男の子を見つけた、との想定で行われました。
従業員は、ただちに店舗の責任者へ連絡し、警察と消防に通報。車のドアには鍵がかかっていたため、駆け付けた警察官が窓ガラスを割って子どもを助け出すとともに、従業員と協力して、店に備えていたADEを使って心肺蘇生を行い、救急隊員に引き継ぎました。
店舗の従業員はこのあと、再び一連の流れを確認し、窓ガラスの割り方などの指導を受けていました。
2020年9月には高松市内で、子ども2人が車内に放置され亡くなった事件が起きていて、警察は「車内に放置された子どもを見つけた場合は、すぐに通報してほしい」と話しています。
子どもの痛ましい事故防げ 岡山県遊技業協同組合が車内への放置想定し訓練【岡山・赤磐市】
2022年7月7日岡山のニュース