岡山市の指定重要文化財・金山寺山門の修復現場が7月19日、公開されました。金山寺の山門は、江戸時代初期に岡山藩・藩主の池田光政の寄付で建てられたものです。
老朽化に伴い、2021年11月から行われていた建物の修復工事がほぼ完了したことから、修理した箇所を近所の住民らが見学しました。
工事では、屋根瓦およそ2400枚を全て下ろし、1枚1枚、ひび割れなどがないかチェック。また建物全体の傾きを直すため、柱をジャッキで上げ、その下に鉛の板を敷きました。
今後、修理された寺の看板や仁王像が運び込まれ、今年度末には工事が完了する見込みです。