倉敷市羽島に窯を構える「天神窯」が70年になったのを記念した展覧会が、倉敷市の天満屋倉敷店で開かれています。9月12日まで。
天神窯は、故・岡本欣三さんが1951年に窯を築きました。倉敷市羽島での作陶70周年を記念した今回の展覧会には、長男の篤さんと孫の和敏さん、次女の川上節子さんの3人の作品およそ130点が並んでいます。
竹林をモチーフにした篤さん作品は玳玻盞天目の花器で、およそ600年前に中国で編み出された技法を、欣三さんが再現したものです。
和敏さんが手掛けた皿は、青色のグラデーションの地に波打つような文様が連続しています。
節子さんの作品は、草花などをデザインしたパステル調の絵柄が特徴で、温かみが感じられます。