がん撲滅に功績のあった個人、団体をたたえる「松岡良明賞」の贈呈式が9月9日、岡山市内で行われ、国立病院機構岡山医療センター元副院長の津島知靖さんに表彰状などが贈られました。
贈呈式では、山陽新聞社会事業団の松田正己理事長から津島さんに表彰状と賞金100万円が手渡されました。
津島さんは泌尿器科の専門医で、1990年代後半から腎臓がんの患部だけを取り除き機能を温存させる「腎部分切除術」をはじめ、これまでに約100例を実施するなど、泌尿器がんの治療に尽力したことなどが評価されました。
松岡良明賞は、山陽新聞社の元社長松岡良明さんの遺族から寄託された基金を基に創設され、今回で27回目です。