岡山県矢掛町の旬の農産物を東京都心の消費者向けに販売するJA共済マルシェが9月26日、都内で開かれました。
「JA共済マルシェ」は、JA共済連が2016年度から取り組み、今回で30回目。毎回、エリアを絞って地域の味を紹介しており、矢掛町を取り上げるのは今回が初めてです。
会場には、いまが旬のシャインマスカットや、色鮮やかなアスパラガスなど矢掛町の特産品が並びました。町内で栽培が盛んなズッキーニや、ビステッカ・スペリオーレ(なす)といったイタリア野菜、水分量の多いバターナッツかぼちゃなども。
このほか、毎回取り上げている農福連携商品も並び、今回は静岡県のリハビリテーションセンターの利用者が手掛けた紙製品や手作りジャムなどを紹介。マルシェ全体では62品目およそ1900点が販売されました。
JA共済連経営管理委員会の青江伯夫会長は「岡山県の産物は市場から高い評価を受けている。これからわれわれJAグループ、行政が一体となって、いいものの量を増やす努力をしていきたい」と話しました。