岡山市の後楽園で2月7日、早春の訪れを告げる芝焼きが行われました。
芝焼きは、病害虫を駆除し芽吹きをそろえるため行われるもので、灰は芝の肥料にもなります。
広さおよそ1・8ヘクタールの芝生でこの日、作業員13人が風下からたいまつで火をつけていきました。
炎はたちまちなめるように燃え広がり、煙は渦を巻き、芝生は漆黒のじゅうたんに姿を変えていきました。
園内には観光客らが訪れ、大名庭園の春の風物詩をカメラに収めていましたが、あいにくの通り雨で芝生がぬれたため、作業は1時間ほどで中止に。9日に再度、行うことになりました。