任期満了に伴い4月14日告示された倉敷市長選挙で、無投票で5回目の当選を果たした現職の伊東香織市長が一夜明けた15日、公務に復帰し、真備町のにぎわい創出などソフト面の復興に力を注ぐと、5期目の抱負を語りました。
伊東市長はこの日、市の幹部職員らおよそ100人に出迎えられ、公務に復帰しました。
引き続き、およそ47万4000人の倉敷市政を預かる市長として気持ちを新たにした伊東市長は、4期目で最も力を入れてきた西日本豪雨からの復興を、今後はハードからソフトへ軸足を移すと述べました。
このほか、真備以外の地域も含めた災害への備えの充実や、老朽化した公共施設の再編を地域振興につなげることなど持続可能なまちづくりを進めていくと抱負を語りました。
伊東市長5期目の任期は5月19日から4年間です。
倉敷市長選が無投票になるのは1967年の旧倉敷・児島・玉島の3市合併以降初めてです。
また倉敷市長を5期務めるのは、伊東市長が初めてということです。