岡山桃太郎空港と高松空港の昨年度の利用者数は、いずれも新型コロナの影響が限定的だった2019年度に近い水準まで回復しました。
岡山空港の昨年度の利用者数はおよそ128万6400人で、4年ぶりに100万人を上回りました。
国内線では東京線がおよそ95万7000人と、前年度に比べ2割ほど増加。沖縄線は修学旅行での需要が増えたことから、就航以来最多のおよそ10万6000人でした。
また、国際線は訪日需要が好調な台北線で就航以来最多のおよそ10万7000人が利用しました。しかし、香港線は再開のめどがたっておらず、国際定期路線全体の利用者数は新型コロナの影響が限定的だった2019年度の5割程度にとどまっています。
一方、高松空港の昨年度の定期路線利用者数はおよそ181万2000人で、2019年度の9割ほどまで回復しました。
国内線では成田線と羽田線を合わせた東京線がおよそ145万5000人と、前年度より2割ほど増加しました。
国際線は4年ぶりに毎日運航を再開したソウル線がおよそ13万5000人で、前年度のおよそ6・5倍となっています。