岡山理科大学は8月2日、二足歩行動物としては世界最大級の恐竜足跡化石を発見したと発表しました。
実物大の模型でみると、足跡の幅は92センチあります。およそ7000万年前の白亜紀末期に生息したハドロサウルス類の大型植物食恐竜サウロロフスとみられ、歩いた跡の足跡3個がモンゴル・ゴビ砂漠西部で見つかりました。
このほか、幅85センチある足跡13個も発見され、24メートル歩いたことが確認されました。
岡山理科大学が今年6月のモンゴル科学アカデミーとの共同調査で分かったもので、足跡が92センチのものは全長15メートルと推定され、ティラノサウルスなどよりはるかに大きな世界最大級の二足歩行恐竜がモンゴルにいたことが裏付けられたとしています。
今回発見された足跡化石の実物大模型と3D画像は、3日から岡山理科大学で展示されます。