岡山市の文化芸術拠点として長年親しまれながらも、その役目を終え今年3月末で閉館した旧岡山市民会館の解体工事が11月11日、始まりました。
解体工事は午前9時ごろ始まり、工事エリアを仕切る囲いを組み立てる作業が行われました。
この日は工事を請け負う業者が高さ3メートルの囲いの設置を始めました。今後2週間ほどかけて建物の周り280メートルを囲います。
その後は内装や設備の撤去などを進め、来年2月から4階建ての会議室棟の撤去を開始。4月からは上空から見ると八角形になっているホール棟を取り壊し、夏ごろには地上の建物は姿を消す予定です。
全ての工事が終わるのは再来年2月ごろになります。
市によると、解体工事費は10億2300万円。跡地は周辺を含めて整備されるオープンスペース「岡山城西の丸周辺広場」に生まれ変わります。
旧岡山市民会館の解体工事始まる【岡山】
2024年11月12日岡山のニュース