岡山市中心部に作家・村上春樹さんの小説「1Q84」に触発された芸術空間が出現します。来年開催される「岡山芸術交流」のタイトルは小説のヒロインにちなみ「青豆の公園」に決まりました。
「岡山芸術交流」は岡山城や後楽園周辺を舞台に3年ごとに開かれる現代アートの祭典で、来年は9月26日から11月24日まで開かれます。
展覧会のタイトル「青豆の公園」は、岡山市などでつくる実行委員会がこの日発表したもので、村上春樹さんの小説「1Q84」の世界観がアートで表現されます。
岡山の街を単なる視覚芸術ではなく現実と空想が融合する実験室に変えるということで、新たに表町商店街での展開も考えられています。
今回は、国内外からアーティストのほか、音楽家や科学者、思想家ら30人が参加。元プロサッカー選手の中田英寿さんも名を連ねます。
会見では、アーティスティックディレクターのフィリップ・パレーノさんのビデオメッセージや、キービジュアルも披露されました。
実行委員会では展覧会の会期が大阪・関西万博や瀬戸内国際芸術祭と一部重なることから、インバウンド需要にも期待を寄せています。
来年の「岡山芸術交流」/テーマは「青豆の公園」【岡山市】
2024年11月12日岡山のニュース