去年の「全国牡蠣―1グランプリ」加熱部門で初代グランプリに輝いた備前市日生町地区のカキ。養殖している日生町漁協の受賞祝賀会が1月25日、東京で開かれるのを前に、料理を担当する現代の名工・冨澤浩一さんが日生町地区を訪れ、養殖現場などを視察しました。
冨澤さんは、東京板橋区にある日本料理の名店「よし邑」の総料理長を務めていて、現代の名工に選ばれたほか、黄綬褒章を受章しています。
冨澤さんは先日、瀬戸内海の魚介類のさらなる利活用を目指す団体代表の丸山幸子さんらの案内で日生町のカキオコ店でカキオコを試食しました。
続いて、日生町漁協の田丸和彦組合長らと漁船で瀬戸内海へ。垂下式で育てているカキの養殖現場を見学しました。
冨澤さんは「日生のカキは全国で最高かも。今後、そのおいしさを(東京で)広めていきたい」と話していました。