両備グループは9月29日、再来年の就航を目指して建造している日本初のヨットスタイル客船「SEFU」(せふ)の船籍港を、玉野市の宇野港にすると発表しました。
ヨットスタイル客船は、小型のクルーズ客船で、「SEFU」はポルトガルで建造されています。玉野市役所で開かれた記者会見で、両備グループの小嶋光信会長が明らかにしました。「SEFU」は、全長約117㍍、幅約19㍍、総トン数は約9500㌧です。客室は60室ほどの予定で、乗客数はツイン利用で約120人です。船体には小型ボートを収容できる機能も備えていて、離島への上陸など、一味違ったマリンレジャーも楽しめます。総トン数20㌧以上の船舶には、船籍港の表示が法律で義務付けられていますが、同席した玉野市の柴田義朗市長は、船籍港が表示されることで、宇野港や玉野のブランド価値向上につながるとして、地域経済への波及効果に期待を寄せました。
「SEFU」は就航後、宇野港を拠点に瀬戸内海だけでなく、沖縄や台湾、韓国などへの運航も計画しているということです。