岡山県内を中心にスーパーなどを経営する大黒天物産が、酪農に参入することになりきょう矢掛町で牧場の整備を始めました。

きょうは地鎮祭が行われ大黒天物産の大賀社長など関係者ら約40人が参加しました。
大黒天物産は牛乳のプライベートブランドを展開しようと酪農事業を始めるもので、矢掛町が運営する育成牧場約125ヘクタールのうち7ヘクタールほどを借りて牧場を整備。
矢掛町も工事費の一部を負担し協力します。
牧場では乳牛約1000頭を飼育予定で、牛舎には温度や湿度の管理を自動で行なう最新の設備やロボット搾乳システムも導入。
小売業が酪農を直接手掛けるのは珍しく全て自社生産することで安く提供できるといいます。
牧場の完成は来年3月下旬の予定でそれ以降、中四国地方に約50店舗ある、「ディオ」や「ら・むーマート」などから順次販売を始める予定です。