JR岡山駅への路面電車乗り入れについて、岡山市はきょう現在のタクシー乗り場と一般車両の送迎ゾーンを縮小する2つの案に絞り検討する方針を示しました。

市は市中心部の回遊性向上を目指しJR岡山駅前広場へ路面電車を平面で乗り入れることを前提に4つの案で検討を進めてきました。
きょうは有識者や地元住民らから意見を聞く3回目の会議が開かれ、市はこのうち2つの案に絞りました。
2つの案では、いずれも現在の駅前広場を200平方メートル広げタクシー乗り場と、一般車両の送迎ゾーンを縮小します。
1つ目の案は位置関係が現状のままの案です。
2つ目はタクシーと一般車のゾーンの配置を入れ替え電停近くでタクシーに乗りやすくする案です。
現在の駅前広場はイベント時に手狭だったり、「無駄な」スペースもあるとして、市は乗り入れに伴い広場がさらに人が集まる拠点となるような案を重視。
シンボルの噴水は路面電車の停留所の横に移動し、桃太郎像は広場中心へ移す計画です。
検討会では今後も議論を続け、市は案を1つに絞り込むことにしています。