若者に献血への協力を呼び掛ける「はたちの献血キャンペーン」に合わせて、きょう岡山県内の大学生が血液センターの一日所長に任命されました。

献血の普及活動を行うため一日所長に委嘱されたのは、一般公募から選ばれた大学2年生の平田依織さんです。
キャンペーンは寒さで体調を崩す人が増え、献血が減る傾向にある冬の時期に血液の安定確保を図ろうと毎年実施されているものです。
岡山県赤十字血液センターによりますと、県内の献血者数は2015年度に8万人を割り込んでいて、少子化や若者の献血離れの影響で特に10代から30代の献血者が、2017年度は2万9000人余りと9年前と比べて3割以上減少しているということで、若者に献血への協力を呼び掛けていくことにしています。