岡山市内で転落の危険性がある用水路のうち、特に危険と判断された約900カ所の転落防止対策が今年度中に完了する見込みであることがわかりました。
これは、きょう開かれた岡山市議会建設委員会で市が明らかにしたものです。
2015年に岡山県内の用水路への転落事故の死者数が全国ワースト1位となったことを受け、対策を進めているものです。
市の調査では、転落の恐れがある用水路は市内に約2500カ所あり、そのうち夜間照明がないなど特に危険な905カ所については、今年度中に柵を設けるなどの転落防止対策が完了する見通しです。
また、対策前に比べ、岡山市内の用水路への転落事故件数・死者とも減少しているということです。
市では、来年度300カ所程度の対策を進めるとともに、残る1100カ所についても順次、整備していく方針です。