子宮頸(けい)がんの予防啓発の強化などを求め、岡山県内の産婦人科の医師が5月23日、岡山県に要望書を提出しました。
岡山県庁を訪れたのは、県内の産婦人科医師5人です。代表して県産婦人科医会の本郷敦司医師が、伊原木隆太知事へ要望書を手渡しました。要望書では、子宮頸がん検診の啓発やワクチンに関する正しい知識の普及などを求めています。
日本では、年間1万人以上が子宮頸がんを発症し、約2900人が命を落としています。年代別に見ると20代から急増し、30代でピークになる若い女性に目立つがんです。
県は2019年度、重点事業として、子宮頸がんの予防に関するホームページの開設や啓発動画の配信を検討しています。