去年の西日本豪雨を踏まえ住民の早期避難につなげようと岡山県は河川の監視カメラをこれまでの5倍に増やし、リアルタイムの画像をインターネットで配信する方針を示しました。

岡山県の伊原木知事が、きょうの定例記者会見で明らかにしたものです。

監視カメラは、西日本豪雨で決壊した末政川などの堤防付近や、水位が上がりやすい合流地点など県内の41カ所に新たに設置され、合計設置箇所はこれまでの約5倍に増えます。

撮影した画像は、インターネットで配信され、河川の水位やダムの放流状況をリアルタイムで確認できます。

岡山県は、今年度末までにカメラを設置し、来年の出水期までに画像を公開できるよう整備を進める方針です。