岡山市の10月1日現在の待機児童数が、2年半ぶりに増加に転じ、386人となったことが、25日に発表されました。10月にスタートした幼保無償化の影響で入園希望者が増えたとみられています。

大森市長が発表した岡山市の10月1日現在の待機児童数は、前回、4月の調査から33人増え、386人で2年半ぶりに増加しました。入園申込み者数は、過去最高の1万8800人余りに上り、特に8月以降増加していて、10月からの幼保無償化の影響とみられています。岡山市では、今後の申し込み増加も見込んで、来年4月までに施設整備などで約1万9800人分の受け皿を確保する計画です。しかし、保育士不足のため、定員いっぱいまで受け入れができない施設も4分の1程度あり、大きな課題となっています。