環太平洋大学・素根輝選手が24日に大阪市で行われた柔道グランドスラムで優勝し、来年の東京オリンピック代表に決まりました。

東京オリンピックの出場内定をかけて決勝に挑んだ、女子78キロ超級の素根選手。2012年ロンドンオリンピックの金メダリスト、オルティス選手と対戦しました。試合は、両者一歩も譲らず延長戦へ。大内刈りが見事決まり、優勝を飾りました。素根選手は、このあと行われた強化委員会で、満場一致の賛成を得て、東京オリンピック代表に決まりました。岡山県勢で東京オリンピックとパラリンピックへの出場内定を決めたのは、マラソンの前田穂南選手らに続き3人目。素根選手は、25日から兵庫県内で強化合宿に参加するなどしてオリンピックへの準備を進めていく方針です。